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「20%で80%」の法則
超・法則
カリキュラム
Globish
講 師
ひとり言
The Globish (Global English)
非ネイティブのために開発された
次世代型の英語コミュニケーションツール
Globish とは
みなさんそれぞれの「英語とのスタンス(英語観)」しだいで英会話習得の方向性が見えてきます。
私のスタンス(英語観)は、
「地球上の人と人のコミュニケーション」における
「だいじなサポートツール」です。
1. 英語の専門家を目指す
通訳、翻訳家、通訳案内士など英語のプロ
2. 現在の仕事にどうしても英語が必要だ
外国人との接客を伴うホスピタリティ産業、
サービス業などに従事されてるサービスマンなど
当然ですが、私たちは「2」ですので、接客をサポートできる英語の習得を目指していかなければなりません。
人と人のコミュニケーションとは、ただ単語や文章だけが棒読み状態で伝わっても無味乾燥。
さらに私たち日本人の習性から、パーフェクトな単語、文章、発音などを意識しすぎて余裕がなくなり、一番だいじなものがポッカリ抜け落ちている状態なのです。
その単語や文章の意図、意思、感情などが伝わってこそコミュニケーションであるはずなのに・・。
そこで、便利なツール
「Globish」!!
Globish = Global English
あえて直訳すれば、
「地球英語」
となります。
地球上の英語人口は14億人~15億人といわれており、英語を母国語としているのは約4億人です。残りの70%以上がいわゆる私たちを含めた「非ネイティブ」。
地球上の英会話は「English Next」誌によれば、
① ネイティブからネイティブ 4%
② ネイティブから非ネイティブ 12%
③ 非ネイティブからネイティブ 10%
④ 非ネイティブから非ネイティブ 74%
すなわち、
☆ネイティブが関わる会話は 26%
☆非ネイティブが関わる会話は 96%
この現実には少しビックリですが、地球上の英会話の96%に関わる非ネイティブスピーカーのために開発されたのが「Globish」です。
Globishは限られた単語数で、日常的な生活全般(学校、家庭、仕事を含めた)に必要な英会話を可能とします。
私たちはどうしてもネイティブを意識しがちですが、「96%」という現実をみれば、逆にネイティブが私たちの「ぎこちない英会話」を理解しないと、英語でのコミュニケーションは成り立たないようにも見えてきます。
※「English Next」誌=British Council(英国公的機関)から委託されたDavid Graddol氏による著書
単語数は中学校程度 + α でOK!
Globishは単語数1,500語程度で会話のすべてをカバーします。
ひとつひとつの単語の難易度は異なりますが、単語数だけ見れば中学生で学習する単語数とほぼ同じぐらいです。
政治経済などの分野ですと非常に難易度の高い単語が使われるイメージがありますが、そうではありません。
アルファベット文字数が10文字を超えると難しく感じてしまうのは私だけでしょうか。
約1,500単語の中でアルファベット10文字を超えるものを数えると、たったの20単語程度です。それも全部見覚えのあるものばかり。
例えば、
conference = 会議
congratulate = 祝う
environment = 環境
etc
難しい単語は使いません!
難しい単語は言い換えます。
例えば、
my nephew or niece = 私の甥 または 姪
nephew, niece を思い出せないとき、
the son of my brother (or my sister)
私の兄弟(姉妹)の息子
the daughter of my brother (or my sister)
私の兄弟(姉妹)の娘
と言い換えます。
ちなみに、nephew も niece も1,500語には入っていません。
Globish的な表現例
I'm
thirsty
. のどが渇いたな。
「thirsty」は1,500語には含まれておりません。
そこで、次のような簡単な単語で言い換えます。
・I want something to drink.
・Can you get me something to drink?
「20%で80%」の法則
ドンドン普通のスピードで話しかけてくるネイティブにはどう対応したらいいのだろうか。
まずは、私だったら
Could you speak more slowly?
もう少しゆっくりでお願いできますでしょうか?
とお願いします。
次に、内容は理解できるだろうか。
基本的には、彼らは強調したいポイントをハッキリと言ってくれるので、そこを聞き逃さなければ話の主旨からはずれることはありません。
次に、「知らない単語を使われたらどうしようか」と心配になったりもします。私もいつもドキドキしてました。
しかしながら、とある現実を知ったときから一挙に心に余裕ができたのです。それは、
ネイティブスピーカーの会話の
80%
は彼らが知り得る単語数の
20%
で表現されている。
※東洋経済新報社「globish The World Over」より
これが現実なのです。
一般的なネイティブは
約3,500語
少し見識の高い方々で
約7,500語
この数が日常会話で使うであろう単語数です。
×20%
にするとそれぞれ、
一般的なネイティブは
約700語
少し見識の高い方々で
約1,500語
Globishは、使われる頻度の高い順に約1,500語が選択されています。
単純に「単語」だけの観点からすると、一般的なネイティブとはほぼ互角に渡り合える感じになります。
少し見識の高い方々とでさえも、仮に私たちがGlobishの1,500語を駆使することが可能であれば、約80%の確度で内容をとらえることができることになります。
英会話では、単純に単語が理解でき、そしてきれいな発音で音声化ができて相手に伝えたとしても、ことコミュニケーションという意味においては、それだけでは不十分です。
ですので、ここではネイティブが会話で使う単語の数は、私たちが考えているよりも断然少ないという「安心感」と「心の余裕」につながればいいかなと思います。
Let us not work for English.
Let it work for us.
苦労して英語を勉強するのは
もうやめましょう
英語のほうから私たちに近寄り、
助けてくれるような勉強をしましょう
!"
!"
!"
!"
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